3時間で一週間ぶん、作ってもらう
1回3時間で、7,500円から12,000円ほど。これに交通費が700〜1,000円加わり、食材費は別途こちら持ち。これが、自宅のキッチンで数日ぶんのおかずを作り置きしてもらったときの、一般的な支払額です。
料理代行とは、依頼者の自宅で数日ぶんのおかずをまとめて作り、冷蔵と冷凍で置いていってもらうサービスを指します。外食でも宅配弁当でもなく、自分の家の冷蔵庫が埋まる形で戻ってきます。
数字だけ見ると外食と比べたくなりますが、比べる相手が違います。1回で5品から10品が残るので、単純な1食あたりでは弁当より安く収まることが多いものです。ただし食材費と交通費を数え忘れると、想定より2,000〜4,000円ふくらみます。
料理代行はいくらかかるのか
料金の起点は時間です。家事代行の相場と同じく、1時間あたり2,500〜4,000円ほどに収まります。
料理を頼む場合、2時間では下ごしらえと片付けで終わってしまうことが多く、3時間を選ぶ人が大半です。3時間なら、単価2,500円で7,500円、3,500円なら10,500円。ここに交通費が乗ります。
初回はお試し価格を用意しているサービスが多く、1回3,000〜5,000円程度で試せることがあります。味の好みと、キッチンに人が入る感覚は、実際に一度頼んでみないと判断できません。
家事代行の料理オプションと、料理専門サービスはどう違うのか
同じ「料理を頼む」でも、入口が2つあります。
ひとつは、掃除も洗濯もやる一般の家事代行に、作業内容として料理を指定する頼み方。もうひとつは、調理だけを請け負う料理専門のサービスです。前者は時間の使い道を自由に決められ、後者は品数と味の再現性が読めます。
| 家事代行の料理オプション | 料理専門サービス | 宅配ミールキット | |
|---|---|---|---|
| 1回あたりの費用 | 7,500〜12,000円(3時間) | 10,000〜15,000円前後 | 1食あたり700〜1,200円 |
| 品数の目安 | 5〜8品 | 8〜12品 | 献立ごと |
| 食材費 | 別途・依頼者負担 | 別途・依頼者負担 | 料金に込み |
| 味の調整 | ○ | ○ | × |
| 掃除・洗濯も頼める | ○ | × | × |
| 家に人が入る | 入る | 入る | 入らない |
掃除もまとめて頼みたいなら前者、味と品数を優先するなら後者。人を家に上げること自体に抵抗があるなら、そもそもミールキットのほうが目的に合っています。
食材費は誰が払うのか
依頼者の負担です。ここが総額の想定を狂わせる最大の要因になります。
一週間ぶんの作り置きに必要な食材は、家族構成にもよりますが3,000〜6,000円ほど。作業料金に足すと、1回あたりの支出は1万円台の後半になることがあります。相場として出回っている「3時間で1万円」の数字だけを見て申し込むと、この差でつまずきます。
買い物そのものを頼むこともできますが、その場合はスタッフが店へ行って戻る時間が作業時間に含まれます。3時間のうち1時間が買い物に消えれば、調理は2時間ぶんです。品数を優先するなら、食材はこちらで用意しておくほうが効率がいい計算になります。
3時間で何品できるのか
3時間で5品から10品。幅が広いのは、作るものによって工程がまるで違うからです。
煮物と和え物とスープのように、火にかけて放っておける料理を組み合わせると品数は伸びます。一方、揚げ物や、一品ずつ成形が要るハンバーグのような料理を頼むと、同じ3時間でも3〜4品で終わります。
品数を増やしたいなら、リクエストの出し方を変えます。「なんでもいいので数品」ではなく、「常備菜を中心に、日持ちするものを多めで」と伝えると、スタッフ側が工程を組みやすくなります。苦手な食材とアレルギーは、申し込みの時点で書いておいてください。当日の口頭だけだと、買い出し済みの食材で対応できないことがあります。
作り置きは何日もつのか
冷蔵で2〜3日、冷凍で2〜3週間が一般的な目安です。当日の一食を用意してもらうのではなく、数日ぶんの備えを作ってもらうサービスだと考えると、頼む頻度も決めやすくなります。
週1回の依頼なら、前半を冷蔵、後半を冷凍に振り分ける形が現実的です。隔週にするなら、最初から冷凍前提のメニューを多めに頼みます。保存容器を人数ぶん用意しておくと、当日の詰め替えがスムーズです。
一人暮らしで週1回は多いと感じるなら、月1〜2回のスポット利用から始める手もあります。単身での頼み方は一人暮らしで家事代行は贅沢かにまとめています。
- 3時間で7,500〜12,000円+交通費。これに食材費3,000〜6,000円が別で乗る
- 掃除もまとめてなら家事代行の料理オプション、品数と味なら料理専門サービス
- 買い物を頼むとその時間が作業時間に入る。食材を用意しておくほうが品数は伸びる
- 3時間で5〜10品。常備菜中心と伝えると工程が組みやすく、品数が伸びる
- 保存は冷蔵2〜3日、冷凍2〜3週間。頼む頻度はここから逆算する
ヒント